2013年4月15日月曜日

自殺をする根性があったらという根性論


沖縄への社員旅行中に沖縄に移住した中学時代からの付き合いの馴染みと久しぶりに飲んだった。そいつと僕には共通の友人で自殺したヤツが2人いる。

沖縄旅行という社員旅行をしながら、今こうして会社に可愛がってもらいながら、それなりに、いや、むしろ人並み以上にリア充していて、今まで諦めたこともあったけど、諦めずにやったこともあったせいか、今みたいな時間を過ごせてしまっているという事に対して、勿論生き残った僕なんかが考えても仕方が無い事ではあるが、何がこんなにも人生を別けてしまったのだろうと思いに耽ってしまった。

その数が果たして異常なのかすらよくわからないが、今となっては毎年約30,000人以上が自殺してるらしいこの国で、僕たちは過去にバブルの最中で親がガツガツ金を稼ぎ、生活レベルのエスカレーションを目撃し、そして僕たちも同じ様に生活レベルのエスカレーションを経験するはずだった。と思ってる人が多いのかな。こんな話を同僚の中国人にしたら、

僕の親は工場に勤めてた。街がその工場に務める人しかいない様な街で、家は狭いながらも国から無償で提供されて、仕事もなくならない。みんなとても満足で幸せだった。でも、中国経済がバブルになり、億万長者が沢山生まれた。明日こそは我も!という人たちで埋まってしまった。みんな、昔の「貧乏で質素な幸せ」を忘れてしまった。


と言う。日本も同じ様な気がした。中国の年間の自殺者数は知らないけど…

自殺。なんだろう。なんとなく亡くなった友人たちの行動を思い返すと彼らはどこかで死に執着していたと感じた。全ての解決方法がそれに到着する。他に方法が無い様な感じだ。病的なネガティブさだし、実際に病気だったのだろうと思う。しかし、ある時期までは死に対する虚無感や恐怖もあり、それがリミッターの役割を果たしていた感じがする。そのリミッターが何処かで外れてしまう感じがした。呼び出し、「来ないと死ぬ」と騒ぎ、行くと「死にたい」と抜かす。止めると「無駄だ」とほざく。これを何度繰り返したかわからないけど、多分、そいつにとってそれが生きている唯一の理由だったのかも知れない。そして、その生きている理由を彼自らの手で消去しようとしていたと思う。つまり、僕に、若しくは周りの皆から見捨てられたいと思う、そして自分にはもう何も無く、死ぬしかないという理由に結び付ける為に。

別に今から自殺を考えてるヤツに辞めろとか生きろとかどっかのTwitterの拡散希望みたいなことを言うつもりは無いけど、もし、自分が死んでも誰も構わないだろうと思っている、若しくはそういう状況を自分で作っていてこれから実行しようと思ってるなら、僕としては止めない。死ねよ。ただ僕から言えることはおまえらはとんでも無い大馬鹿者だということ。おまえらは目標意識は高い。ただ、高すぎる。理想とか綺麗事とかにアタマがヤられてる。目標達成までのロジックがストレート過ぎる。おまえらは道を無視して武空術でまっすぐ目標に行きたがる。問題は武空術が使えないということ。それが今すぐ使えないと絶望する。それと才能がある。ありすぎるだけに評価されないことに絶望する。さっきの中国人の言う「貧乏で質素な幸せ」を忘れている。つまり、馬鹿過ぎる。

ただ、死んだヤツにバーカバーカって言ってるが、僕も同等くらいにバカだ。まだおまえらの亡霊に出会う。これから死のうと考えてるヤツらだ。多分、そいつらにも死ねとしか言えない。そして亡霊は増えるのだろう。僕には自殺をする程の理由作りとか、根性とか無い。生前お前らは「いいのか?俺、本当に死ぬよ?」って言ってた。最近、北朝鮮のカリアゲデブも同じ事言ってる。誰にも構って貰えないから暴挙に出る。正当化してるつもりなのかも知れない。でも、ほんとにおまえらは迷惑者の厄介者だと思うよ。え?そんな事言うのは酷い?鬼みたい?そう?どっちが鬼?

人は生きてる限り人と関わる。誰にも影響を与えない人間なんていない。無人島でロビンソン・クルーソーしながら全裸で暮らしてるなら別だが。おまえはおまえが生きて影響を与えた人たちを奈落の底に落としながら死んでるんだよ。人生の運用に少しばかり失敗したかも知れない。リカバリーも困難かも知れない。でも、そうする人生を選んだのはおまえだ。人にそう言われたからとかじゃない。人に言われようが勧められようが選んで実施したのはおまえだ。今死ぬことを選ぶのもおまえだ。今死んだからと言って昨日セーブしたセーブポイントからやり直しなんて出来ない。だから考え直せとも言わない。尊厳死?なにそれ?美味しいの?だからおまえが死ぬときは僕と誓約書を交わせ。

絶対に夢枕に立ちません


と。僕にはおまえみたいに自分で人生を終わらせる根性なんてない。おまえ、なんでそんな根性あるのに死ねたんだ?

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