2013年4月22日月曜日

情弱が世に与える不利益について

一見、情報弱者は無害の様な気もするがどうなんだろう?

先日、無条件いいね!をする情弱な人たちを僕はDisったワケなんですけど、多分、こんなチンケなブログでDisったところで発信力も無いワケで、あそこで無条件いいね!や無条件シェアをした情弱な人たちには多分僕が言わんとしていることなんてわからないだろうし、興味もないところだろうと思うし、それに関してどうこうしようだの思う事はとても不毛なので辞めておく。
様々な理由から、パソコンやインターネットをはじめとする情報・通信技術の利用に困難を抱える人。
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情報弱者を生まないためには、一つには、教育や収入などの社会的階層によらずに情報技術を利用できる環境作りが必要である。

とある。「様々な理由から」というところがミソなんだろう。それはインフラだったりハードだったりソフトだったりするという意味なんだろうけど、最近僕が感じるのは何もITに限った話ではなくて、もっと広い意味で「情弱」は定義され始めているのではないだろうか?ということだ。

つまり「パソコンやインターネットが使えない人」は「道具が使えない原始人」と同じなのではないか?人間がまだ猿だった遠い昔、人類は手を発達させて道具や武器を発明したんだろうけど、恐らく当時も「道具が使えない原始人」がいたのではないかと思う。そして、恐らく当時の「道具が使えない原始人」という人たちも悲惨な運命を辿ったのだろうと。人類が迎えた数々の革命に着いてこれなかった旧人類もそれに似ているのかもしれない。特に産業革命辺りの…

情弱がもたらす不利益


先日申し上げた「無条件シェア」もそれです。それ以外の広い意味での情弱がもたらす不利益について、情報の古さや曖昧さ、それらを検証する能力が無いが故に正しい(とかあんの?)判断や行動が出来ていない。例えば日本はベンチャー企業や起業家に厳しいとよく言われるが、それは情弱が作ったブランド志向が根底にあって、ベンチャーに限らず企業やブランドの評価が正しく出来ないからなのではないか?と思う事がある。そうなると(誤解のない様にいうと)「技術やノウハウのあるベンチャー企業」はやむなく大手と提携したりして無駄なプロセスが生まれたりして、身動きもロクに取れなくなったりすることがあったり…実際に僕が体験した例では世界的な大手と提携出来たのに銀行が日本しか知らないとか、必ずしも海外が良いワケではないが調査する努力すら放り投げているなんてケースはままあった。これはもし、優れた商品が世に産まれるはずなのに、こういった理由で運命が変わってしまったりしたのなら、それは不利益だし損害なのではないだろうかという事だ。勿論、それらを打破するのも起業家が起業家たる所以でもあるし、一概に一方だけを責めることは難しいとも思うが、ひとつのファクターとしてそろそろ見てはどうかということ。で、当然、起業家も投資家も銀行もリスクを負う。ゼロリスクとかうるさいけど、それがこないだの震災でもたらした不利益や損害は記憶に新しいのではないでしょうか?

僕達は情弱を今後どのように扱えば良いのだろうか?


正直よくわからない。他人事として処理することは簡単かも知れないけど、なんだかんだ言ってこういう人たちって気がつけば身近にいる。無視出来ないケースが多い。

それと当たり前だけど、恐らくまだ情弱のままでも生活に支障が出たりはしないだろうから、本人たちが直接的に危機感を持つ理由は無いので、基本的にはデジタルネイティブが情弱をサポートするしか無い様に思う。

マーケットとしての情弱


世界に類を見ない超高齢化社会の日本において、これ程までにボリューミーでメシウマなマーケットは無いのではなかろうか?実際に先日申し上げたFacebook評論家というビジネスも情弱をターゲットにしている。が、中身的にはちょっとネットに詳しいおっさんに過ぎない。しかし、情弱であるが故にそこに価値を見出してお金を払っている事は事実なワケで、やはり大きなマーケットなんだと思う。

情弱が目覚める時


そんなことが起こるのかどうかはわからないが、唯一可能性があるとするならば、それはアダルトコンテンツしか無いだろう。ちょっとGoogleでエロ動画をググる事をムッツリ情弱に教えたらどうなるのか非常に気になる。恐らく、エロ本(DVD付)やTSUTAYAの暖簾の向こうには行かなくなるのではなかろうかと。

すいません。勿論これは男の話です…

何もネットだけが情報では無い


そう思います。ネットには自分に都合のいい情報、悪い情報と両立してます。人間なのでどうしても都合のいい情報に偏ります。だからこそより慎重に情報は見ないといけないなと思うワケです。

それと、テレビや新聞の酷さ。僕が子供だったころ、親父によく「漫画ばっかり読んでないで新聞や本を読みなさい」と言われました。しかし、今親になってみて、自分の子供たちに同じ事が言えるか?と聞かれれば「言えません」と答えると思いますが、かと言ってじゃぁネットウォッチばっかやってろとも言いづらいです…正直難しいです。

おっと2000文字超えてきた…


どうも話が長くなりすぎるな…まとめるととにかくお互いに無視しないことが大事なんだと思います。先日の「無条件シェア情弱」たちは僕たちが唱えていた異論が見えていたにもかかわらず、不思議がらず無条件にいいね!とシェアしてしました。つまり僕たちを無視してるんです。自分たちで判断する事を拒絶してるんです。そうなるともう北朝鮮の人達と変わりません。自分が無い人達です。バブル時代に重宝された「疑わずに言われた通りにする人達」なのです。「何もするな」と言われている人達。僕たちはこんな大きな荷物を背負ってます。この荷物、いつまで持っていれば良いのでしょうか?

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