2013年2月20日水曜日

田舎の飲食店もそろそろネットの評価を気にするべきだと思う

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気になるブログエントリーがあった。
味・コストパフォーマンスはいいのに、接客(サービス)が最低レベルだから、もう二度と行かない!と思わせる渋谷にある焼肉屋さんのお話 | etekichi.com



これは田舎の飲食店ではない。大都会東京の渋谷の焼肉店の事だ。このブログ主さんがはてブ界隈で有名な方なのかは僕の知るところでも、興味のあるところでもないのだけど、ブログというメディアはいつ誰にピックアップされて拡散される(なんかTwitterみたい…)かわからない。

インターネットを舐めちゃダメ


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と言うのにも今更だけど僕には理由があって、先日@otsuneさんに当ブログのエントリーをTwitter、はてブ、tumblrなどで取り上げてくださった時にそのあまりの破壊力に慌てふためいてしまった。

田舎だからって安心できない


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そもそも田舎におけるネット人口比率がわからないから、そこに関しては議論するつもりは無いけど、僕がソーシャルメディアを始めた5年前と比べて、スマートフォンの普及も手伝って、田舎のネット人口もかなり上がってきてると思われる。それらに加えて都会からIターンして来たネットネイティブな人たちの数も分母になるだろうと思われる。これらの田舎のネット利用者も既に地方のメディアに近い口コミ力を持っているし、TwitterやFacebookで
どっかこの辺で美味しい焼肉屋ないかな?

とPostすれば各自の独断と偏見で多種多様なソリューションをくれる。これは都会も田舎も関係無い。

「食べログ」や「ぐるなび」などのグルメガイドサイトの利用者も田舎にかなり浸透してきていると思う。都会のそれとは比べられないけど、昔は利用者が少なすぎてオフ会の幹事で店を決めるのが凄く大変だった。まったく評価も口コミも無いから決められないのだ。それがここ数年でデータも揃ってきた。匿名ということもあってか、当然、店の悪い評価も掲載される様になった。ただ残念なのは前回使った店をまた利用しようと思ったらもう潰れていたり、違う意味での厳しい現実を思い知らされた事もあった…

※ ステマ事件というアレもあるけど今回は割合…

田舎に蔓延りはじめたソーシャルメディアコンサルティング


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全てのこの手のソーシャルメディアコンサルタントが悪だとは思わないけど、地方自治体をツアーの様に廻って、主に商工会でセミナーを開いてるみたいな話をよく耳にする様になりました。この現象はもう都会に新規顧客がいないだけなのではないか?と僕みたいなマーケティングの素人は勘ぐってしまうけど、逆に田舎に旨味も無いという意味にも取れるのではないか?と思ったりもします。なんというか大御所タレントのディナーショーに見えなくもない。多分、コンサルタント側も来る客層を見てセミナー後に営業かけてるんだろう。最悪、講演料で儲けて顧客ゲット出来ればラッキー的な。当たり前だけど…

※ お友達のソーシャルメディアコンサルタントでちゃんとした人(?)もいます。全てのソーシャルメディアコンサルタントに当てはまる話ではありません!

とまぁ、批判はこれくらいにして、ソーシャルメディアに限らず、インターネット上でのマーケティングも田舎の皆さんもそろそろ考えましょうよ。それなら信頼できるプロにお任せしましょうよというお話。

お天道様は見ている


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毎日顔馴染みの客が来ればそれでいい

と言わんばかりの接客態度の店は何も田舎に限らずあるけど、馴染みの客が着くまではちゃんと接客してたりする。店主の努力目標を達成してしまったか、あるいはそれ以上の成果を達成してしまったか、よくわからないけど、所謂天狗化で潰れた田舎の店を僕は何個か知ってる。

でもね、インターネットと言うお天道様は見てるんだよ。誰もこんなブログ見てないだろうなーと思っててもちゃんと見てる人は見てる。そこが怖い部分でもある。知らぬが仏と言うけど、知らぬは一生の恥ということもある。

田舎の飲食店オーナーの皆さん、一度でいいから親戚のオタクの兄ちゃんにでもご自身のお店に関する情報を検索してもらってみてはいかがでしょうか?

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